クレジットカードのキャッシングとローンの違いが分かりません!

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今度クレジットカードを作ろうと思うんですが、カードローンと一体化したクレジットカードを見つけました。でも、クレジットカードでもキャッシングできますよね?

キャッシングとローンでは機能がだぶっちゃいませんか?それとも、違いがあるんでしょうか?もしも利用するとしたらどんな使い分けができますか?

クレジットカードのキャッシングとローンでは返済方法に差アリ!

クレジットカードのキャッシングとカードローンは、どちらも同じような使い方ができるわよね。限度額まで繰り返し使えるってことも同じだし、その借入方法もATMなどを使って出金できるってことも同じ。年利もほぼ同じくらいだし、外見上も使用感も、どっちも殆ど変わらないの。

しかも、今はクレジットカードにカードローン機能のついた商品も出ているから、余計ややこしいわね。でもこの複合機能のカードはとっても便利よ。お財布に1枚入れておくだけで、ショッピングやキャッシングに大活躍。しかもクレジットカードはポイントが貯まるという楽しみもあるから、ただお金を借りるだけのカードよりも、ずっと利用価値があると思うわ。

このような複合カードでは、クレジットカードのキャッシングと、カードローンと、2種類の借入ができてしまうことになるわね。もちろん手続きや審査は必要なんだけど、同時に2つの借入方法が利用できるっていうのは、ちょっとお得な感じ。でも、どちらも総量規制の対象だから、いくら2種類で借りれるといっても、合計で年収の三分の一以上を借りることはできないので、その点はお忘れなく。

違いといえば、その返済方法かな。クレジットカードの場合は自動振替だから、毎回ATMで返済する必要はないの。また一括払いかリボ払いのどちらかを選べるのよ。リボ払いならば、通常のカードローンの返済とそう変わらないわね。でもクレジットカードは毎月の決済日が決まっているから、一括払いにするとすぐに返済しなくてはならなかったりして慌ただしいこともあるかも。場合によっては返済ができないこともあるかもしれないわ。

そんなピンチも、カードローン機能で切り抜けることが可能よ。クレジットカードは決済日に引落しができないと大変。その日までに口座に残高が十分じゃないと、引落し不能で延滞になってしまうわよね。そんなとき、カードローンで借りて補填すれば、とりあえず延滞は防げるわ。もちろん、その分カードローンの返済の負担は増えることになるけど、延滞の記録が残るよりはマシよね。こんな風に両方の特徴を活かして使い分けてみると、より便利じゃないかしら?

クレジットカードとキャッシングとローンの違い

 お金を借りることがない人や、お金を借りたのは住宅ローンと車のローンくらいだという人の中には クレジットカードとキャッシングとローンの違いを問われても答えられない人というのがそれなりにいます。そもそもクレジットカードにキャッシング機能やカードローンの機能がついていることも珍しくないのですが、クレジットというのはお金を借りているわけではないので、お金を借りる際の契約方式であるキャッシングとローンとは全く違います。

 クレジットは商品を購入する際に一時的にクレジットを発行する信販会社に立て替えてもらい、後から信販会社に立て替えてもらうという商品購入の方式のことを言います。カードを発行する段階で、銀行口座や本人が立て替えるに値する人かという金融情報の審査を行うので、キャッシングやローンと言った融資のための審査を同時に行えるという利点があり、クレジットカードにそれらの機能を付加する会社が増えていったのです。
 そしてキャッシングとローンの違いなのですが、基本的にキャッシングというのは「無担保」「高利子」「来月に支払う一括払い」という特徴があり、ローンやカードローンは「無担保」「キャッシングに比べると低利子」「毎月均等額返済。いわゆるリボ払い」という特徴があります。ですがこれはあくまで基本的な考え方で、最近はサービスの拡大でキャッシングでもリボ払いでの返済やボーナス払いの返済ができるというサービスを始めている会社がありますし、ローンでもボーナス一括払いやひと月払いが設定可能という会社もあります。

 基本的に、キャッシングは銀行などでの審査付きの融資よりも手軽に借りることができるという特徴があり、緊急時の事故やけがなど突然の出費に対しての対応策として考えられた方式で、カードローンというのは以前はサラ金が行っていた個人向け融資の延長線上にあると考えておけばいいと思います。
 ちなみにローンと言っても銀行が設定するローンというのは目的に制限があることが多く、こういった少額融資を目的としたキャッシングやカードローンとは少々色合いが違うものとなっています。

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